ヘルシオがまた壊れました|2度あることは3度ある
わが家で使っている「ヘルシオ ウォーターオーブン AX-XS500」がまた壊れました。
これまでの故障の話はこちら↓
本当にいい加減にしてほしいのですが、同じような状況で困っている人のために、状況と原因をシェアします。
また、今回の故障で新たな発見もありましたので併せて記録します。
ヘルシオ3度目の故障の経緯
今回のヘルシオの故障は3回目。
1度目、2度目はともに「温まらない」という不具合でした。
ところが今回は「電源が入らない」事態に。
直前の操作では精肉の解凍をしていたところでした。
それが突然音もなく電源が切れたのです。
それ以降はスイッチを押しても反応なし、ディスプレイにも何も表示されない。
電源コードを一度抜いてみても同じ状況です。
これまでの経験から、これは完全に故障だわとすぐに諦め、修理依頼をする方向に。
前回の故障で凝り、ヤマダ電機の安心保証に入っていたので、保証受付に電話をしました。
(脱線)ヤマダの修理応対について
驚いたのがヤマダの保障受け付け、「完全な無人受け付け」だったのです。
通常はオペレーターの方につながって、どんな故障か?いつ故障したのか?連絡先は?などを伝えると思いますが、全てAIロボットでの応対でした。
このロボットとの応対が実に新鮮でした。
AI:今回修理を依頼する製品を『エアコン』のように言ってください
わたし:電子レンジ
AI:製品の型番が分かれば言ってください
わたし:AX-XS500(えーえっくす・えっくすえす・ごひゃく)
AI:お客様のお名前を言ってください
わたし:○○ ○○
AI:お客様のお電話番号を言ってください
わたし:0X0-XXXX-XXXX
これまで
「電話番号をダイヤルタップで番号を打ち込む」
「修理の受け付けは1を、それ以外は2を」など分岐で進めていく形
はよくありましたが、全て音声認識で聞き取るというのは初めてでした。
音声認識の技術が上がってきたからなせる業で、今後は各種電話受付がこのような形に置き換わっていくのかなと考えさせられました。
ただ、かなりハッキリと発声しないと聞き取ってくれないようで、電話番号などは何度も言い直しをしなければならなかった点には改善の余地がありそうです。
後から知ったのですが、ヤマダの修理受け付けは電話だけでなく、インターネットからも受付できるそうです。
このAIとの音声やり取りが面倒な方は、Web受付を利用した方がいいでしょう。
●ヤマダ電機|安心会員向けフリーダイヤル
家電修理依頼
0120-565-522
(午前10:00~午後9:00)
https://www.yamada-denki.jp/service/theanshin/
●Web受付はこちら↓
3度目の故障の原因
さて修理受け付けの翌々日、世間ではGW休みの中、修理の方に来ていただきました。
本体を裏返し、底の部分を見せてもらっての説明によると
「電源が入らない」という故障の場合、原因は2つ。
一つは過電流によるヒューズ切れ。
ヒューズって何?って感じでしたが、説明によると、
- 家電には電力が過剰に流れないようにする安全装置がついている
- 家電の電子回路に電力が過剰に流れ込むと、回路自体が溶けてしまって故障する可能性があるため
- 回路を守るために、回路の手前にヒューズという部品を置き、もし過電流が発生したらヒューズが犠牲になり回路を守る働きをする
ということらしい。
仕組みとしてはブレーカーが落ちる現象に似ていますね。
もう一つは電子回路そのものの故障。
ただ、これは1度目の故障のときに回路を交換してもらったばかりだったこともあり、おそらく前者のヒューズ切れではないか?ということでした。
ヒューズは小さなガラス管のようなもので、それを交換してみて正常に動けばヒューズ切れが原因だよね、という話です。
(そもそもなぜ過電流が発生したのか?が根本的な原因ではありますが...)
結果、ヒューズを新しいものに交換してもらったことで、正常に動くようになり今回は一見落着となりました。
ヘルシオが使えないことはもちろん困ったことでしたが、少し悔しいこととしては、ヤマダ電機の保証内容です。
ヤマダの長期保証、初年度は
出張費・技術料は保証対象(=追加費用なし)になりますが、
部品代は自己負担なので、ヒューズ代金2700円を支払うことになりました。
それも承知で保証に入ったので仕方ないと割り切りますが、もとはと言えばヘルシオが壊れすぎなのが原因なわけです。
使えるときには本当に便利なのでまだ使い続けますが、次回オーブンレンジを買い替えるときはどうしようかなと考えています。
以上、3度目のヘルシオ故障記でした。
参考になりましたら幸いです。