ルンバ・コードレス・キャニスター掃除機の使い分け
我が家には掃除機が3台あります。
- ロボット掃除機<ルンバ>
- コードレス掃除機
- 普通のキャニスター掃除機
掃除機が3台ある家はあまりないのではないかと思います。
3つも掃除機があってどうするの?と思われるかもしれませんが、私の考えるベターな使い方をご紹介しますので参考にしていただければ幸いです。
使い分け 結論
使い分け方法を先に簡単にまとめると、以下のようになります。
時間長 | 時間短 | |
面積狭 | ハタキ等 | コードレス |
面積広 | キャニスター | ルンバ |
ここでいう時間の短い・長いとは、私自身の稼働時間の長さです。
それぞれその場の目的に応じて使い分けを行っています。
ロボット掃除機、ルンバ
求めること
広い面積を毎日ほったらかしで掃除する
○ 使用頻度
毎日
○ 私の稼働時間
掃除時間 0分
ごみ捨て 5分 / 日
ワーキングマザーの3種の神器とも言われているロボット掃除機です。
様々なメーカーからロボット掃除機が出ていますが、我が家にあるのはロボット掃除機のパイオニア、ルンバの960という機種です。
とにかくワーママは忙しく、毎日掃除機をきちんとかけている時間がありません。
しかし、小さな子供がいる以上、掃除をしないわけにもいかないので、機械化を図るというのは最善の策だと思われます。
ロボット掃除機にも色々ありますが、オススメはスケジュール機能がついたものです。
毎日何時に動くか、あらかじめ設定しておけば、ロボット掃除機のスイッチを押す手間さえも省けます。
こうすれば、掃除に掛かる時間が掃除機のゴミ捨て5分程度だけで済みます。
さらにルンバの最新機種 ルンバi7は毎日のゴミ捨てまで自動で行ってくれるらしいです。
もう1年早く発売されていたらこちらも購入検討していたのに、残念です。
デメリット
- 床に物を置けない
- 段差が多い家だと使いにくい
- 段差部分にゴミが残る
ロボット掃除機は主に平面を掃除することを前提としていますので、大きな段差は乗り越えられません。
小さな子どもがいて、ベビーゲートを付けている場合、足元に段差のないタイプでないと、ベビーゲートの先までルンバが行けません。
また、小さな段差は乗り越えられますが、やはり段差の角部分にはゴミが残りやすいです。
有り難いことに、いつも部屋全体を綺麗にしてくれるので、今までは気にしたことのなかった小さなところの汚れも気になってくるというのもデメリットの一つかもしれません。
コードレス掃除機
求めること
狭い面積をさっと掃除する
○ 使用頻度
週1~2回
○ 私の稼働時間
掃除時間 5~10分 ÷ 7日 = 0.7~1.4分 / 日
ゴミパック交換 5分 ÷ 60日(2ヶ月) = 0.08分 / 日
計 0.78~1.48 分 / 日 → 2分未満 / 日
やはりルンバで取り切れない汚れが気になってしまったので、気が付いた時にサッと使えるコードレス掃除機は便利です。
使う面積が狭いので掃除も5~10分で終わります。
ゴミパックも2ヶ月に一度くらいの交換ペースで稼働時間とは言えないくらい短時間で済みます。
コードレス掃除機の種類も色々あり迷いましたが、サブ掃除機として使いたかったので、あまり価格の高いものを買うつもりはありませんでした。
コードレス掃除機と言えばダイソンが有名ですが、サブ機としては予算オーバーでした。
マキタのコードレス掃除機なら予算内で求める機能を備えていそうでしたので、CL107FDSHWという機種を選択しました。
しかし購入後、買う前には分からなかったデメリットもありました。
デメリット
- ゴミが満杯になっているかわからない
- キャニスター掃除機に比べて吸引力が弱い△
私の購入した機種は必要最低限の機能しかついていないので、ゴミパック容量のお知らせが全くありません。
何となく吸引力が落ちた?という感覚に頼ってゴミパックを交換することになります。
他の高機能家電に慣れてしまっているので、最初は交換のタイミングに迷いました。
吸引力に関しては元々重要視していなかったので、仕方ないと割り切っていますが、もしダイソンを購入していたら気にならなかったのかもしれません。
しかし、ルンバでは絶対に掃除できない、階段の掃除なども簡単に出来、購入の目的は十分に達成していると考えます。
ルンバのホームとマキタの充電機を仲良く並べて置いています。
キャニスター掃除機
求めること
強い吸引力
○ 使用頻度
月に1回あるかないか
○ 稼働時間
現在はほぼ無し
部屋全体を掃除すれば 約20分
ロボット掃除機とコードレス掃除機のおかげでキャニスター掃除機の出番はほとんどありません。
どういう時に出番があるかというと、お皿が割れて、床に散らばった破片を残らず吸いたい時です。
ルンバやマキタのコードレス掃除機よりはやはりキャニスター掃除機の方が吸引力が強いので、「吸い残しがないように!」といった場面で登場してもらっています。
ほとんど出番はありませんが、ここぞという時に活躍してもらうために、押入れで英気を養っています。
購入時のこと
元々キャニスター掃除機のみ持っていて
↓
育休中にルンバ
↓
職場復帰してからコードレスと順に買い足していきました。
ルンバを買う際に、コードレス掃除機と迷いましたが、求めることが広い面積を自力ゼロで掃除したかったので、ルンバを選びました。
当初の目的には十分満足しましたが、それでもやはり捨てた部分が気になってきて、やっぱりコードレス掃除機を買い出し落ち着きました。
まだ不満があるといえば、コードレス掃除機の吸引力ですが、これはつまり、吸引力のあるコードレス掃除機ダイソンを買えば解決できるので、ルンバ&ダイソンコードレスが最強なのではと考えています。
家電を買うときに意識しているのは「売れてるから」とか「周りの人が使っているから」ではなく、それを使うことで達成したいことは何かを考え、それを満たす要素を有するものだけを購入することです。
売れ筋ランキングは所詮他人がそれぞれの基準で購入した結果です。
売れているから価値があるとか、使い勝手が良いとか、そんなことはありません。
他人の基準ではなく、自分が欲しい要素を備えているかきちんと調べて購入することが、購入後の後悔を最も小さくする方法だと思います。
もし完璧に欲しい機能を備えているものがなかったとしたら、自分が重要と思う要素に優先順位をつけてみましょう。
優先順位の中で上位のものを満たす製品があるなら、買ってしまっても良いと思います。
優先順位の低い要素についても満たさないことを承知で購入していますから、後で「こんなはずじゃなかった」ということもなくなるのはないでしょうか。
終わりに
結局、家電というのは一つで何もかもできるものではなく、適材適所で使い分けるものだということが分かりました。
「餅は餅屋」ではありませんが、せっかく買ったのだからと一つの家電を無理やり使うのではなく、不足分はその機能に特化した家電を購入しながら生活全体の最適化を図るのが良いと思います。
掃除が負担だと感じている方、今の掃除機を不便に感じている方は、目的に合った掃除機を買い足すという選択肢を検討してみてください。