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ブックレビュー「成功する子は食事が9割」

参考になるところもありましたので、ここにまとめておきたいと思います。

脳の9割が6歳までに作られる

 

脳と言っても「頭がいい」という知能だけでなく、運動神経も含まれます。

 

「三つ子の魂百まで」ならぬ「六つ子の肉体百まで」といったところでしょうか。

 

本書で特に重要と位置づけられている DHA

これを含む脳を作る5大キーワードが具体的に挙げられています。

 

この情報を子どもが1歳代のいま知っておいて良かったと思います。

ただし6歳以降も脳は成長するので安心してくださいね。

 

骨を強くできる期間は限られている

 

脳は6歳以降も成長しますが、骨量はある期間を過ぎるとそれ以上増えないそうです。

こちらの方が期限があるという点で重要な情報かもしれません。

 

まず骨を強くするという概念がなかったのでハッとさせられました。

骨=カルシウム=牛乳 くらいのイメージでしたが、本書では他にも骨を強くする要素が書かれています。

 

骨を強くするには栄養だけでなく、運動・睡眠の三本柱を大切にすることも強調されています。

 

イチオシ要素 DHA

DHAEPA は「頭が良くなる」とよく知られており、本書でもイチオシ!

魚に多く含まれているということで、我が家も今までは週に1回程度でしたが、週に2回は食べようと思います。

 

魚といえば煮るか焼くが主でしたが、その他の調理法で出来る美味しそうなレシピが載っていましたので参考にさせていただきます。

 

鉄不足=貧血だけじゃない

 

鉄分に関しても見落としていた要素です。

鉄不足=貧血 のイメージしかありませんでしたが、他の体調不良も引き起こすということを知りました。

 

うちの子は落ち着きがないのですがこれも鉄不足からくるものかもしれません。

 

吸収率の良いヘム鉄を取ることが重要ですので、(レバーは苦手ですが)赤身の肉や魚を取り入れようと思います。

 

血糖値と妊娠力の関係

 

血糖値が高い状態が続くと体内でAGEs(終末糖化産物)という恐ろしい物質ができます。

この物質が卵巣機能を低下させることが書かれています。

 

この情報が昔から周知されていたら私も不妊症で悩むことがなかったのかな。

と言っても私でもAGEsの存在を知ったのは最近のことです。

不妊治療経験者としては女の子をお持ちの親御さんには特に食事に気を配ってあげてほしいと思います。

 

終わりに

本書は忙しいワーママの食事に指摘が入るマンガから始まり、少し心が痛みました。

最近は女性の負担を軽くする風潮があり、「手抜きでいい」といった内容のものをよく見かけます。

本書は「子供の健康を作るお母さんの責任は大きい!」とはっきりと主張しています。

このような潔い主張は逆に良いなと感じました。

 

実際には掲載のレシピは普段の食事にプラスアルファするだけのものが多いですので、負担は大きくありません。

ホットクックのほったらかし料理に慣れている私にとってはこれでもレベルが高いですが…

 

ただし凝った料理でなくとも、栄養素の組み合わせを工夫することで本書の内容に近づけることはできそうです。

 

また、よく知っている食材の知らなかった使い方も参考になりました。

 

 

私たちワーキングマザーは忙しいけれど幼少期の数年の踏ん張りで後に楽になる!かと思えば頑張れそうな気がします。

 

本書は貸出しの予約がたくさん入っており、やっと読むことが出来ました。

私はタイトルに釣られて読んでみたのですが、内容を読んで人気の理由が分かった気がします。

成功する子は食事が9割』皆様もよければ手に取って読んでみてください。

【追記】 レシピ本も発売されています!併せてどうぞ!

【併せて読みたい】

tomodaruma.hatenablog.com