内向型ワーママは、もう無理しなくて良い
ママ友との終わりのない会話に疲れることがある
子どもと過ごす時間は楽しいけど一人の時間が欲しいと強く思う
週末はBBQやスポーツ観戦に行くより自宅で本でも読んでいたい
そんなことを考えたことはありませんか?
それ、あなたの中の内向性がそうさせているのかもしれません。
世の中には外向型人間と内向型人間がいる
世の中には外向型人間と内向型人間がいます。
外向型と内向型の正確な定義は決まっていないそうですが、以下のような特徴を指します。
外に遊びに行ったり、多くの人と会ったりすることで元気になります。
一人の時間を取って考えにふけったりすることで元気になります。
100%外向型の人や100%内向型の人というのはほとんどおらず、ほとんどの人が両方の性質を持ち合わせています。
●自分ひとりか、二、三人の親しい友達とくつろぐほうが好ましい。
●深くつきあっている人だけを友達だと思っている。
●たとえ楽しいことでも、外で何かしたあとは、休息をとる必要がある。
●無口で冷静に見え、観察するのが好きである。
●話したり行動したりする前に、考えることが多い。
引用元:内向型を強みにする
上記のような性質を多く持つ人を相対的に内向型と呼びます。
世の中は外向型人間を良しとする軸で構成されている
外向型人間と内向型人間の割合は、外向型が2/3に対し、内向型は1/3で、内向型人間は少数派です。
社会システムを回すには、大人数の方に合わせる方がうまくいくため、外向型を基準に仕組みが構成されています。
幼い時から以下のような言葉を沢山浴びたことと思います。
友達を100人作ろう
飲み会は楽しい
週末は外に出かけてリフレッシュしよう
内向型も人付き合いが嫌いな訳ではありません。
ただ、大勢の友達がいる必要はなく、少人数の親しい友達がいればそれで充分で、それらの友達と深い会話をするのを好みます。
飲み会や週末の外出も外向型の人にとっては楽しいことかもしれませんが、内向型には刺激が強すぎるのです。
飲み会に参加したはよいが帰宅するとドッと疲れが出る。
さらに寝ようとすると飲み会での会話が脳内で再現されて余計に眠れなくなったり...
大勢の人が集まる場や会話の刺激を全て吸収してしまい処理するのに多くの時間を必要とするのが内向型です。
週末はどちらかと言えば家でゆっくり本を読みたいという人も多いのではないでしょうか。
子どもと過ごす週末は楽しいけれど、土日のどちらかは自分一人の時間が欲しいと考えてしまうのは私だけではないはずです。
幼いころからの教えこまれたことは全て多数派の外向型に合わせた基準と言えます。
だからそれについていけないからといって自分はダメな人間だとか、非社交的だ、など落ち込む必要はありません。
ただ社会システムが外向型を基準に作られているだけなのです。
いわゆる成功者には外向型が多い
大勢の知り合いがいて、活動的で、自信があって、もちろん実績もある。
世のリーダーや成功者はそのような人が多いと思いませんか。
それって外向型の特徴を強く反映した人たちですよね。
いわゆる成功者には外向型人間が多いのです。
外向型人間が基準になっている社会なのですから、外向型人間が評価されるのは当然ですよね。
だから内向型人間は苦しんでいると言えます。
内向型というだけでマイノリティーなのに、ワーキングマザーとなれば更に割合は少なくなります。
私たちのようなマイノリティーがマジョリティー評価されようとしても、マジョリティーになろうとしても苦しいだけです。
だから同じ土俵で無理に戦おうとするのはやめませんか。
内向型は内向型なりの道を切り開いていけばよいのです。
いわゆる成功とは違う形かもしれないけど過ごしやすい生き方があるはずです。
内向型には内向型にしかない良いところが沢山あります。
例えば
- 物事を深く考えることができる
- 一人でいてもそれほど苦にならない
- 自分の意見を持っている
など
世の中が間違ってるとは言っていません。
私たちは不利だと被害者意識に囚われる必要もありません。
ただ、私たちの気質が内向型であることを認め、世の中の仕組みを理解した上で、私たちが望む道に向かって選択をしていけば良いのです。
私もまだまだ道半ばです。
外向型社会の縮図である会社。
その中で正社員として定年まで働き続けるのは窮屈すぎますし、自分の時間がほとんど取れないことで疲弊が大きくなっていました。子どもができてからは尚更です。
内向型と自覚したことをきっかけに正社員を辞める決意が固まりました。
内向型ゆえに苦しむことが多かったこれまでの人生ですが、内向型の過ごしやすい道を求めて一緒に歩んでいきませんか。
一人でも多くの内向型が生き生きと過ごせる世の中になりますように。