【ホットクック】1人用ホットクックKN-HW10Eがあったらどう使う?実際にお店で見てきた感想
昨年末、SHARPより1人用ホットクック(KN-HW10E)が発売されました。
ターゲット顧客は「単身赴任中の部長さん」という
1人用ホットクック。
気になっていたので、どんなものかお店で見てきました。
2世代前のホットクックをヘビロテ中の私が
現物を見た感想と何を作る?かを考えてみました。
また他の人はどんな使い方をしているのかも調べましたのでご紹介します。
これまでのホットクックと違う点
サイズ
ホットクックシリーズには2020年2月現在
2.4L
1.6L
1.0L
のサイズ展開があります。
1人用ホットクックとここで呼んでいる
KN-HW10Eは最小の1.0Lになります。
それぞれのサイズを比較すると以下の通り。
KN-HW10Eは他の機種と比べると幅がかなり小さいことが分かります。
これまでの機種は横に出っ張りがあったのですが、
KN-HW10Eにはその出っ張りがありません。
出っ張りの分だけコンパクトになっているようです。
普通の炊飯器(5.5合炊き)と比べても
KN-HW10Eの方が幅と奥行きは小さいことが分かりますね。
横の出っ張りがないことで
より“炊飯器みたい”になりました。
中の容量を目で見た感じでは
キャベツ1玉は入らないくらいでした。
小玉スイカが入るくらいでしょうか。
あまりいい表現ではありませんが、
新生児の頭が入るくらい…
と頭に浮かんだのはココだけの話です(苦笑)
カラー展開
KN-HW10Eで初登場、ブラックのホットクックです!
めちゃくちゃカッコイイ!!
高級炊飯器みたい。
男性をターゲットにしているから黒色のカラー展開を取り入れてくれたんでしょうね。
KN-HW10Eはブラックとホワイトの2色展開です。
ヘルシオの赤色がなくなってしまったのは寂しいですが
黒と白なら人を選ばず広く取り入れてもらえそうです。
操作性
これまでのホットクックは蓋の上面に開閉ボタンがついていました。
KN-HW10Eは手前側面に開閉ボタンがついています。
従来のホットクックをお持ちの方は最初戸惑うかもしれませんがすぐ慣れる問題でしょう。
操作ボタンは「スタート」や「保温」と見ただけで分かりやすく
表示画面もメニューの名称が出てくるので、感覚でメニューを探せると思います。
※初期のホットクックは番号表示でレシピ表をたどりながら番号を入力する方式でした
内ぶたやかき混ぜユニットも一度取り付け方法を覚えてしまえば特に難しい作業ではありません。
メニュー数
KN-HW10Eのメニュー数は80です。
KN-HW24Eが155、KN-HW16Eが145であることと比べると少ないですね。
ただし、KN-HW10EにはCOCORO KITCHENが搭載されています。
COCORO KICTHENはAI(人工知能)とIoT(モノのインターネット化)を組み合わせ、あらゆるものをクラウドの人工知能とつなぎ、人に寄り添う存在に変えていくビジョン「AIoT」*に基づくキッチンサービスです。(引用元:無線LAN接続 | KN-HW10E | ヘルシオ ホットクック:シャープ)
COCORO KICTHENを使って、クラウド上のメニューを本体にダウンロードして増やせるので、デフォルトのメニュー数が少なくても不便はないと考えます。
蒸しトレイ
KN-HW10Eにはこれまでのホットクックにはなかった付属品
「蒸しトレイ」がついてきます。
これまでは「蒸し板」といって
ホットクックの内釜に敷いて野菜などをその上に置ける板がついていました。
ホットクックを蒸し器として使うのに便利でした。
今回の「蒸しトレイ」は何が違うかというと
蒸しトレイを使うことによって
2段調理が可能になるようです。
下段でスープを作りながら、上段でしゅうまいを蒸したり
下段で煮物を作りながら、上段でポテトサラダのジャガイモを蒸かしたりできるようです。
一度の加熱で2品のおかずが同時に出来上がるので効率的ですね!
確かにホットクックを持っていると
汁物+おかず
を作りたい場合、一方の調理が終わってから次の調理を始めることがよくあります。
ホットクックを2,3台持っていればいいのでしょうが、一般人の私たちにはなかなか難しいです。
2段調理ができれば同時に並行して調理を進められるので、時間短縮になってよさそうです!
ホットクックシリーズは「忙しい人のための」コンセプトがあると思うので、この配慮は嬉しいですね。
保存専用ふたがない
細かいことですがKN-HW10Eには保存専用ふたが付いていません。
カレーなどを多めに作っておいて、蓋をして翌日温め直して食べる
保存専用ふたを我が家ではそんな風に使っていました。
おそらく容量が小さいので1回で食べきることを想定しているんじゃないかと思います。
何となく前の製品にもあったからって付けるんじゃなくて、新製品を出すたびに使い方をきちんと考えてくれている証拠ともいえますね。
かき混ぜレバーが1本
ホットクックの特長であるかき混ぜユニット。
これまでのかき混ぜユニットにはレバーが2本ついていました。
KN-HW10Eではこのレバーが1本になっているのも大きな違いです。
おそらく使用には問題ないですが
あ、1本なんだ
と驚いた点でした。
容量が小さいので1本でも問題ないと検証されたんでしょうね。
価格は妥当?
KN-HW10Eの価格は2020年2月現在ではAmazonで35,000円ほどです。
型落ち機種のKN-HT24Bとそれほど値段が変わらないことを考えると
高い!と思ってしまいます。
ついている機能もそれほど変わらないので、
私ならあえてKN-HW10Eは買わないかな…
では、どんな人がKN-HW10Eを買うのかと考えた場合
- 必要十分でいい人(大容量はいらない)
- 置くスペースが限られている
- 黒色のホットクックが欲しい
こんな人にとってはKN-HW10Eを買うメリットがありそうです。
特に黒色のホットクックは私もカッコイイ!と思ったポイントなので
ここは譲れない!と思う人はKN-HW10E一択になりそうです。
色を抜きにしてどれくらいだったら買うかなと考えた場合
値ごろは2万円未満かな。
19,800円くらいだと2台目に欲しい!と思っているのでシャープさんぜひお願いします(笑)
もし買ったら何を作る?
私の場合
もしKN-HW10Eを買ったら何を作るか妄想してみました。
せっかくなので蒸しトレイを使って2段調理をしてみたいです。
- 魚の煮物+温野菜
- 炊飯+魚ホイル蒸し
- サブ機として副菜づくり
- みそ汁・スープ専用機
蒸しトレイを使った場合、下段に混ぜる煮物は適さないので少し頭を使いますね。
上手く使えればかなり効率的に調理できそうです。
既に2.4Lのホットクックを持っているのでサブ機として活躍してくれそうです。
他の人は?
他の人がどんなものを作っているか調べてみたところ
- カレー
- ポトフ
- ラタトゥイユ
- 炊飯
このあたりが多いようでした。
小さくてもスタンダードな料理が簡単にできるのは嬉しいところですね。
KN-HW10Eを見てきた!まとめ
- 横幅が小さくなり、より炊飯器みたいになった
- ブラックとホワイトの2色展開
- 蒸しトレイで2段調理が可能になった
- 機能から考えると価格は高め
- 私ならサブ機として汁物・副菜専用に使いたい
いかがだったでしょうか。
発売当初から気になっていて、ようやく現物を確認することができました。
サブ機としてどうかな?と思っていましたが現状価格が見合わないので据え置きです。
価格が下がったころに再検討することにします。
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