ちょっと上級編?!ETFをお得に外貨で買う方法
この記事ではインデックス投資歴4年目の私が
「お得に」 ETFを外貨(米ドル)で買う方法をご紹介します。
前提として、
SBI証券と住信SBIネット銀行を使います。
両方の口座をお持ちの方、あるいは口座を開設予定の方が対象となります。
ETFを外貨で買うとお得な理由
ETFを購入するときは「円貨」「外貨」どちらで買うか選べます。
この時「外貨」を選んで買う方がお得になるんです!
円貨で購入すると為替スプレッドといって、売値と買値の差、25銭の手数料がかかってしまいます。
25銭なんて小さな額と思うかもしれません。
でもドルコスト平均法を意識して定期買付する時には、この手数料が直に乗ってくるのでバカにはできないコストです。
少しでもお得に買いたい場合は「外貨」で買うことをお勧めします。
外貨でETFを買うには事前に証券口座に外貨のお金を入れておかなければなりません。
今回は円→米ドルに両替して、証券口座に外貨を入金する方法を解説します。
大きな流れでは以下のようになります。
住信SBIネット銀行で両替
↓
SBI証券で外貨入金
↓
ETFを外貨買付
住信SBIネット銀行で外貨(米ドル)に両替する
(1) 外貨預金
まずは外貨預金メニューから円を米ドルに両替します。
住信SBIネット銀行にログイン後のメニュー「外貨普通預金」をクリック。
(2)米ドル買付
色々な外貨が出てきますが、今回は米ドルの買付をクリック。
売却レートと買付レートの差が4銭であることが分かります。
出金口座は代表口座のみです。
入金口座は外貨の両替が初めてでもちゃんと新しく作られます。
買付金額を入力します。
ここは「円指定」で大丈夫です。今回は5万円の両替を行います。
住信SBIネット銀行の取引パスワードを入力して「確認する」をクリック。
(3) 内容確認
確認画面に移行します。
10秒のカウントダウンが始まるのでその間に「確定する」ボタンを押してください。
押し損ねるとキャンセル扱いになります。
(4) 確定後、金額をメモする
確定できたら注文内容が表示されます。
このときに換算金額をメモしておいてください。
今回は456.53USDです。
SBI証券
ここからはSBI証券での操作になります。
(5) 外貨入金
SBI証券にログイン後、>入出金・振替>外貨入出金をクリック。
(6) 振込指示
米ドルを選択して、先ほどの換算金額、456.53UDSを入力します。
SBI証券のパスワードを入れたら振込指示確認へ。
(7) 確認
確認画面で内容に問題がなければ「振込指示」をクリック。
(8) 住信SBIネット銀行との連携
ここで住信SBIネット銀行の画面が新しいウィンドウで立ち上がります。
(8-1) 住信SBIネット銀行のユーザーネーム、パスワードでログインします。
(8-2) 内容を確認して、住信SBIネット銀行の取引パスワードを入力して「確定」ボタンを押す。
(8-3) 振込の受付が完了したらウィンドウを閉じます。
ここまでのSBI証券での外貨入金の流れは公式HPにも解説があります。
(9) 照会画面
入金が完了したかを確認するには
SBI証券に戻って、「入出金・振替」>「外貨入出金 操作履歴」で確認できます。
無事入金が完了したことが確認できました。
ここまでで両替作業は終了です。
パスワードを入力するときに、銀行のパスワードか証券のパスワードか混乱してしまいそうですが、落ち着いて入力してくださいね。
ETFを外貨で買う
こうして無事、外貨での取引が可能になります。
ETFを買う場面で決済方法を「外貨」にすればあとは円貨の場合と同じです。
外国株式取引を開く
ティッカーコードを入力する
該当EFTの「買付」を選択
注文画面で「外貨決済」を選ぶ
注文内容確認
円貨で買った時と比べると3行目に米ドルでの概算約定代金が表示されています。
内容に問題がなければ注文して完了です。
円貨で買う場合と比べて少し工程が多く大変でしたね。
面倒な作業を省くために、一度にある程度の金額を両替しておくのが良いかもしれません。
ETFをお得に外貨で買う方法まとめ
住信SBIネット銀行との合わせ技で両替手数料が4銭で済む
流れは
住信SBIネット銀行の外貨預金で両替
↓
SBI証券で外貨入金
↓
ETF注文で外貨を選択
25銭も4銭も変わらないよと思うかもしれませんが
少しの差が後々大きな結果に繋がる投資の世界だからこそ
少しでもこだわっていきたいですね。
他の外貨建て商品を買う時にも使えるので、知っておいて損はないですよ!
ここまで読んでいただきありがとうございました!
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