その行動、子どもに見られて大丈夫?『子育ては親育て②~2歳から6歳までのしつけ法~』レビュー
『子育ては親育て①~0歳から2歳までのしつけ法~: 親の接し方で子供の将来は決まる!? 自立を即し自己肯定感をはぐくむ子育て法』で、
親としての心得14か条を教えてくれた
オーストラリア在住のミコリーさんの新著
『子育ては親育て②~2歳から6歳までのしつけ法~』が出版されました。
今回も厳しくもタメになる情報が満載の1冊です。
親は子どもの見本になれている?
親が子どもの見本になれるように生きることが著者ミコリーさんの一貫した主張です。
そのために親がすべきことを
などに分けて分かりやすくまとめてくれています。
後半では具体的なQ&Aも掲載されており、
リアルで細かな疑問点の解消にも繋がります。
今の世の中、終身雇用制は崩れ、近い将来、AIに仕事が取って代わられるなど先行きが不透明な時代にあって、親は子供に何を与えてあげることができるのでしょうか?
10年後、20年後、この世界が日本がどう変わっていくのか?については、誰にも見当がつきません。
そんな先行き不透明な時代に生きる子供だからこそ、自分で考え、生きて抜いていく力を持つことが必須であり
子供の自立と自主性を重んじ、個性を重視し、生きていく力を教えることが親の役目であると思います。子供は親の姿を見て育ちます。
親が子供の見本や手本になるように生きること!
特に子供が小さい時期は、これが何よりも大切なのです。
子育ては親育ての意味のごとく、まさに親も子供によってより良い人間へと成長していくものなのです。(Amazon 商品紹介より)
家族の始まりは夫婦から
新しい!と思ったのは夫婦関係の在り方から書かれている点です。
母として父としてより先に
妻として夫として相手にどう接するべきか
について書かれた育児書はあまり見かけません。
良い夫婦関係を作ることで
子どもが将来家庭を築くときのロールモデルとなる。
頭では分かってても難しいところですよね~。
「夫を一番に」と言われても共働きだと
「いや私も働いているし!」となってしまいがち。
それでも以前に比べ私も夫に感謝したり優先したりすることで見えてきた部分があります。
だから今では夫婦関係の大切さが少し分かってきています。
日本では親子の方が
夫婦よりも重視されていましたが、
最近は夫婦優先の文化も
少しずつ浸透してきているように思います。
やっぱり家族の単位は夫婦から始まるので
根っこの部分を大切にしなければいけませんよね。
妻、夫両方の立場から書かれているので
是非ご夫婦で読んでいただきたい内容です。
できていないことも沢山、でも今知れて良かった
本を読んで「できてないな~」と感じたことが沢山ありました。
子どもが問題なく育っていると何となく自分の育児に問題はないように見えていました。
こうして見ると
できていない点がたくさんあることに気づき
ショックというか落ち込みます。
反省すべき点が見えましたし、
それを元にどこを直すべきか分かったと
ポジティブに捉えられます。
最近は特に親の真似が上手になってきた子ども。
下手なことはできないな、と思っていたところに本書を読んで、できていないところに気づけたのは良かったです。
子どもをコントロールするのではなく自分たちが変わる
昨今は親の負担を軽くするために
「頑張りすぎない」「子どもは勝手に育つ」
という趣旨の育児方針もよく見かけます。
私は勝手に解放系と呼んでいます。
そんな中こちらは
まず自分が変わりましょう
という内容。
親にとっては解放系の育児よりも、この本に書かれていることは厳しめかもしれません。
でも育児ってそれだけ大変だし、責任のあることなんだと改めて気付かされます。
子育てという使命を全うしてこそ
子どもがきちんと自立できたときの達成感も大きいはず。
そして自分自身もすごく成長しているはずです。
その日を見据えて根気をもって育児をする必要があるんだなと自分を奮い立たせてくれる内容でした。
おわりに
読んだ後は
私の行動は子どもの見本になれているかな?
と自問させられます。
親にとっては易しいことばかりではないけど
それが子育ての本質と教えてくれる素晴らしい本です。
好評だった「一人でねんね」の方法も再掲されているので
実践できる人は是非ともやってほしいです!
我が家は夫と意見が合わずできていないので、ここはまだ課題です...
「子育ては親育て②」、パパにも是非読んでいただきたいオススメの本です!
\30日間無料キャンペーン中!いつでも解約可!/
ここまで読んでいただきありがとうございました!
この記事を書いているのはこんな人です。
【合わせて読みたい】
tomodaruma.hatenablog.com
tomodaruma.hatenablog.com