正社員から派遣社員に転職して分かったメリット・デメリット
正社員から派遣社員に転職ってどうなんだろ?
後悔しないかな?
そんな不安をお持ちのあなたに、正社員から派遣社員に転職して分かったメリット・デメリット、そして転職を後悔しないための心の持ち方をお伝えします。
メリット
残業無し、契約した時間で帰宅できる
このために派遣社員に転職したようなものですからここは大きいです。
帰宅してから毎日戦争のように息をつく暇もなくご飯を食べたりお風呂に入っていた日のことを思うと今は随分と余裕があります。
憧れだった子どもに絵本を読む時間もあり、幸せな時間を過ごせることに感謝です。
会社の理不尽な部分と一線を引ける
働いていたら理不尽な部分もありますよね。
何となく上司が帰るまでは帰りづらい
土日に会社に出てきて残った仕事を片付ける
嫌な上司の顔色を伺いながら仕事をする
そんな理不尽さも正社員であれば歯を食いしばって耐える必要がありますが、派遣社員なので一線を引いて考えることができます。
視野が広くなる
新卒で入社した会社で定年まで勤めていたら1つの会社、1つの働き方しか知ることはなかったでしょう。
それが別の会社で働くことで、今まで常識だったことがそうでなかったり、変だと思っていたけど意外と他も同じことをしていたりといった比較ができるようになりました。
働き方も派遣社員としての目線を持つことができ、自分の見えていた世界は狭かったと認識することができました。
デメリット
収入が下がる
派遣社員になって1番は気がかりなのは収入面です。
派遣社員はボーナスが出ないので、家計としての影響は結構大きいです。
もちろんこれまでもボーナス頼りの家計をしてきたわけではないので今のところは問題は起きていません。
これが高校に入って塾に行き始めたり、大学生になると大丈夫かな?と不安が残ります。
そこはインデックス投資による運用や、子どもの手がかからなくなった頃に再就職できるような努力を今の内からしておくことで不安を減らすようにしたいです。
後日改めてライフプランシュミレーションでも確かめようと思います。
契約更新の保証がない
終身雇用の崩壊とは言っても正社員だと条件に文句を付けなければ今のところ終身雇用に近い働き方が可能です。
派遣社員だとその保証が担保されていないので、いつ更新が終了しても文句は言えません。
そのために別の場所でも働ける能力や資産を蓄えておかなければという危機感は大きいです。
後悔はないか?と聞かれると
後悔はしていません。
でも悔しさは残っています。
というのも私の希望する条件では正社員では見つからず、派遣社員ならその条件でOKをもらえた。
これが事実だから。
もちろん他の選択肢もあったと思います。
- 現在の職場で時短を延長してもらえるか交渉する
- 転職したての社員を時短で雇ってくれる会社に出会うまで転職活動を続ける
- 短い時間でも時給の良い仕事につけるよう勉強や経験を積む
それらの選択肢を選ばす、または選べなかったという悔しさは残っています。
それは私の能力不足もあるし、家庭との折り合い、また社会の構造上仕方ない面もあったかと思います。
けど、転職活動をしたことによってそのことが理解できたわけで、ずっと前の仕事を続けていたら「こんな社会はおかしい!」と人のせいにし続けていたかもしれません。
良くも悪くも社会に対する諦めと言いますか、「そんなもんだ」と理解することができました。
転職を後悔しないために
他にも世の中には色んな情報があって迷ってしまうこともあるでしょう。
けど大切なのは
何を優先して、何を捨てるべきか
だと思います。
その軸さえ定まっていれば他はどうにかなるもんです。
逆にその軸が定まっていなければ転職を後悔してしまうかもしれません。
できればあなたには後悔のない選択をしてほしいので、是非じっくり考えてから転職を決めてほしいと思います。